2011年12月15日木曜日

Plamo Linux 事例7

もういくつ寝るとお正月。


小学生の時、「もういくつ練るとお正月」だと思っていました。
何を練るんだろう?」「なんで1日1回練るの?っていうか何を?」と、小学生ながらに疑問に思ったものの、中々識者の方々に聞くのは憚られてしまうもので…。
疑問は晴れないまま「きっと、年末になると、1日1回何かを練るんだ!もち的な何かを!」と、自分を納得させていました。

餅は練らないよ…。つくもんだよ…。
でも、ついた餅を、手の中で、こう…練るというか丸めるところを想像すると、案外お正月に合わせてお団子作ってるようにも思えますので、それはそれでアリかもしれません。
お団子は正月行事じゃありませんけど。

イヤむしろ、餅を練って伸ばして細く切って、そばなりうどんなりにしてしまうのはどうでしょう。

もっちり感満載!
麺が伸びる!
コシなんかクソ喰らえだ!


…三重…伊勢にそんなうどんがあったような。


そんなこんなで、もういくつか寝ますと、お正月です。




【要望】

OS:Plamo Linux 4.7 プリインストール

CPU:Pentium 4 3.0GHz以上
Memory:1GB以上
DVD-ROMドライブ
HDD:500GB 5"スロットにて交換可能とする
Network card:100Base以上で2ポート
Case:ミドルタワー(白)
電源:Nipron製 ノンストップ電源 eNSP-300P + RBS01A-P24/2.2L

hda1      swap 500MB
hda2 /     ext3 20GB
hda3 /home ext3 残り

contrib 以外のオプションはプリインストール
X-Window 使用
USB2.0 使用


【弊社が提案したPCの構成】

OSPlamo Linux 4.73 日本語
チップセットIntel i3210+ICH9R ATX LGA775
CPUIntel Core2 Duo E8400 3.00GHz/6MB FSB1333 65W
メモリ合計4GB DDR2-800 PC2-6400 2GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x4 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x8) x1 / PCI-X x2 / PCI x4
筐体ミドルタワー Nipron eNSP-300P 203.6W ノンストップ電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他リムーバブルバッテリーパック Nipron RBS01A-P24/2.2L
シリアルケーブル Nipron WH2601
予備用HDD 500GB S-ATA

HDDリムーバブルカートリッジ Owltech OWL-BF90SA
備考




Plamo Linux事例も、早(?)7つ目です。
と言っても、ほとんどが似た仕様ですがwww

ハードウェア的には事例1の一部を変更した内容になっておりますが、OSのバージョンを当時の最新版(4.73)にしたもので出荷させていただいています。
基本的にはリピート品なのですが、当初の要望から少しずつ差異が発生していますね…;
ただ、お客様の要望を満たしつつ、現行のパーツで対応できるようにお客様との打ち合わせを重ねていますので、根幹となる部分は問題なく動作(対応)しております。


…書くことが…ない…!


気になる方は、是非是非コチラへ。


←ノンストップ電源ですね。


当然ですが、バッテリーとセットで使わなければ、単なる電源ユニットです;
ちなみに、こちらの製品型番は"eNSP-300P-L20-11S"です。
後ろの型番が表わしているのは、メイン電源のピン数や信号ユニット・ノンストップユニットのオプション内容になります。
←バッテリーパックです。


リムーバブルで、PCの5"ベイに取り付けると、筐体前面からバッテリーを抜き差しすることが可能です(ホットスワップにも対応)。
鉛ですので、当然RoHSには対応していません;
←シリアルケーブルです。


Nipronが出しているシリアルケーブルは2種類ありまして、WindowsのOSごとで型番末尾が異なります。
こちらは型番型番末尾が「-01」で、Windows 95/98/NT用ですが、Linuxの場合もこちらを使用します。

2011年12月7日水曜日

研究・開発PC 事例12

師走ですね!


タイの洪水によるHDDの影響に関しまして、「多少回復傾向が見られるようになりましたが、それでもまだ来年1月くらいまでは入手の面で難があるのではないか」という噂がまことしやかに流れております。
価格においても流通においても、以前の水準に戻るのは、早くて来年2月以降でしょうか…。


という状況ですが、官公庁様や学校様関係や一部の企業様は、期末に向けて動きが活発になる時期です。
今月から来年3月にかけて、どこも忙しい日々が続くと思いますが、みなさん頑張りましょう!


…そういえば、去年もちょうどこの時期くらいから「産業PCおてがら屋 生情報ブログ 休載のお知らせ」が続き、そのうち、それさえ掲載しなくなっていったんですよね;
歴史は繰り返すというか何というかにんともかんとも。





【要望】

OS:Windows 7 Professional 64bit

CPU:Core i7 相当

メモリ:8GB or 16GB

光学ドライブ:BD-ROM(リードオンリー)

ビデオ:HDMI x1 DVI x2 相当(デジタルで3モニター使用)

SATAでRAID 1を2つ組む(納入段階では1TB x2でアレイ1つ)
USB 3.0(マザーボード付属のUSB 3.0ケーブルも接続して計4ポート)


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel Z68 ATX LGA1155
CPUIntel Core i7 2600 3.40GHz(TB 3.8GHz)/8MB
4C/8T 95W
メモリ合計8GB DDR3-1333 PC3-10600 4GB x2
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5" x2(RAID 1:1TB)
光学ドライブBD-ROMドライブ(リードオンリー)
ビデオAMD Radeon HD 6770 1GB PCI-E
Dual Link DVI-I x1 / Single Link DVI-D x1 / HDMI x1 / Display Port x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 3.0 x4 / USB 2.0 x8 / IEEE1394 x1 / e-SATA x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x2 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 / PCI-E(x1) x2 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅202x高さ440x奥行485(mm)
その他
備考onboard RAID(RAID 1)




ハードウェア構成的には先日の事例とほとんど変わりません;
ただ、今回の事例ではいろいろとありました…。


結論から言いますと、Intel 6シリーズのIntel Rapid Storage Technologyドライバに不具合がありました

【具体的に弊社で確認した不具合の内容】

  • OSはWindows 7
  • Intel 6シリーズでRAID 1アレイを2つ実装する


この条件下で一定時間HDDが非アクティブ状態になると、フリーズ現象が発生します。

弊社が確認した限り、不具合があったバージョンは、10.6.0.1002と10.6.0.1008です。
ドライババージョン10.6.2.1001でこの症状が改善されることを確認しております。



いやはや何と言いますか…。

ちなみに、症状の確認は、「タスクマネージャを立ち上げて放置する」という形で行いました。
パフォーマンスタブを見ていれば、緑のグリッド線が動いているか止まったかで、症状が発生したかどうかを確認できましたので。

これを実施しますと、放置して10分~30分程度でタスクマネージャのグリッド線が止まります
この現象が発生すると、タスクマネージャのウインドウは閉じることができても、OSを正常にシャットダウンすることができなくなります(「シャットダウンしています」の画面でずっと止まってしまいます)。
場合によっては、タスクマネージャのウインドウさえ閉じることができなくなります

放置して2時間程度経つと、OSの時計も止まり、完全にフリーズします(マウスカーソルは動きます)。
また、サスペンド等からの復帰もできません

PC導入当初から「フリーズする」「動作がおかしい」とお客様からご連絡をいただいたので、すぐさま検証を行ったのですが、弊社出荷時やお客様からPCを預かっても、症状が出なかったのです。
それもそのはず、弊社出荷時はRAID 1アレイが1つでしたし、「何をすれば症状が発生するのか不明」でしたので…。
症状を発生させるための条件が、「何もしない(HDDが非アクティブになるようにする)こと」というのは、中々気づけません。
おかげで、症状再現のための条件を確定するのに時間がかかり、また、その原因特定のための検証にも相当時間がかかりました;


もちろん、フリーズと言えばハードウェア不良の可能性も非常に高いです。
しかし、今回はパーツを変え、構成を変え、メーカーも変え、チップセットも変え…ハードウェア不良の可能性は100%ないと言い切れる検証っぷりでしたw

また、「RAID 1アレイが2つ」でないと症状が出ません。
「RAID 1アレイ1つと単体HDD1台/2台」では症状が発生しません。


別のOSでは検証していませんが、恐らくWindows 7でないと症状が発生しないと考えられます。
というのも、不具合があったバージョンでも、下記設定を行うと、症状が改善されるためです。

「スタート」→「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→
「省電力設定の変更」→現在選択されているプランの右にある「プラン設定の変更」→
「詳細な電源設定の変更」→「ハードディスク」の左にある十字をクリック→
「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」の左にある十字をクリック

デフォルト設定は20分になっていますが、こちらを0分に設定します。
0分に設定しますと、「設定:なし」となり、HDDの省電力機能がオフになります。

これはWindows 7の省電力機能の一つである、HDDに対しての設定変更です。
これで症状が改善するとなると、Windows 7も症状が発生する条件の一つに挙げられると考えられます。


弊社でも検証と解決までに1ヶ月近く要し、ASUSやIntelの代理店のサポート担当を巻き込んだ、大きなトラブルでした;
Intelにはフィードバックしておくよう代理店に要請しています。
Intelのカスタマーサポートでは受け付けてくれませんでしたので…。

ところで、改善されたバージョンのドライバがASUS Supportにアップされたのは、2011/10/18でした。
ちょうどお客様から預かって検証している真っ最中です。
Intelのサポートサイトには11/4の時点で未だにアップされていませんでした。
※12/7現在、11/11付でアップされた10.8.0.1003が最新のものになっておりますので、恐らく改善されていると思われます。

Intelェ…。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←「全部入り」のZ68。


それにしても、6シリーズは何かと大きなトラブルに直面しやすいですね…。
皆さんもお気をつけください!

2011年11月28日月曜日

MAGMA用HPC 事例4

ちょっと前のお話ですが、Civilization Vにハマっていました。

Civilizationは、遡ることII辺りからやっていたのですが、シリーズを重ねるごとに良くも悪くも成長していきますね。
それでもやめられないのがあのゲーム。
やったことがある人なら、あのゲームの中毒性はご理解されているでしょうから、あえてこの場でゲームのことを語るつもりはありません。


私の自宅PCは、主にネット関係と音楽制作用に構成しています。
ゲームをやる用途で構成していませんので、2画面が出るという条件を満たせれば良いので、グラフィック能力にお金をかけていないんですね。
使用しているビデオカードは当時のミドルレンジ「ATI Radeon HD 2600XT 256MB PCI-E」です。
DVIで2画面が出せるとは言っても、今は昔の話。
DirectX 9世代のカードでCivilization Vなんてやろうものなら、GPUだけではとても賄いきれず、CPUやメインメモリを物凄く逼迫します。

CivilizationはDirectX 11でのプレイを推奨していますが、DirectX 9でも遊べます。
しかし、解像度も低ければ動きも鈍い。
やっぱDirectX 11で遊びたいよなーと思った私は、初めて「PCでゲームをやるため」にビデオカードを購入しました。

購入したのはnVidia GeForce GTX 550 Ti 1GB PCI-E OCモデル
個人用ですのでw

購入したその日にPCへ取り付けて、早速プレイしました。

何この快適さwww
ワロえるくらいサクサクwww
CPUとメインメモリ安定しすぎwww

…とまぁ、3世代分の差を激しく感じ取る結果になりましたw
チップメーカーが違いますので、描画の性格(色の出方等)が全然異なりますが、まぁ許容範囲内ですね。
そこまでこだわっていませんので。


普段、仕事でもローエンドからハイエンドまでビデオカードを取り扱っておりますが、なかなか3Dをグリグリする機会はありませんので、それぞれのビデオカードの処理能力って、中々体感できないんですね。
こういった3Dゲームで、実際に使ってみると、世代差や能力差が浮き彫りになるのを改めて理解したというお話でした。





【要望】

用途:Magma専用計算機

OS:Windows

メモリ、処理能力を上げる
ディスプレイ、マウス、キーボード付属


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel X58+ICH10R ATX LGA1366
CPUIntel Xeon X5690 3.46GHz(TB 3.73GHz)/12MB
QPI=6.4GT/s 6C/12T 130W x2(計12C/24T)
メモリ合計96GB DDR3-1333 PC3-10600
ECC Registered 8GB x12
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5" ニアラインストレージ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオAMD Radeon HD 6770 1GB PCI-E
Dual Link DVI-I x1 / Single Link DVI-D x1 / HDMI x1 / Display Port x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x8 / シリアルポート x1 / IEEE1394 x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x2 / PCI-E Gen2.0(x8) x4 /
PCI-E Gen2.0(x4) x1
筐体タワー 920W
外形寸法幅178x高さ437x奥行648(mm)
その他マウス&キーボード Microsoft Wireless Laser Desktop 6000
23"ワイド液晶 EIZO FS2332-BK
備考




以前ご紹介した事例の現行版のような感じですね。
この事例自体はIntel Fortranコンパイラー用ですが;

スペック的にはこの事例に近いかもしれませんが、マザーボードはサーバー向けチップであるものの、ワークステーション寄りの仕様(PCI-Eバスの構成やオンボードサウンドがある点等)ですね。


今までのMAGMA用HPCはCentOSの事例しかご紹介してきませんでした。
今回、初のMAGMA用HPC "Windows OS"仕様ですが、MAGMAはWindows OSの場合32bit版しか用意されておりませんので、ご注意ください(64bit OS上でも動作します)。

MAGMAの特性上、1つの計算ではマルチコアを有効に活用することができませんので、コア数は複数の計算を同時に行うという点で有効だということですね。
そういう意味では、処理速度的にはCPUのコア数よりクロックの方が重要視すべき点ですが、単純にクロックが高ければ良いというものでもなく、メモリの帯域幅や速度も関係してきます。
Sandy Bridgeには3.5GHzや3.6GHzといったクロックのCPUもありますが、やはりWestmere-EPやGulftownのほうが効果は高いです。
その辺がQPIとDMI、サーバー・ワークステーションとデスクトップの性能の差という感じですね。


MAGMAに関しては、近日中にもうちょっと詳細なお話ができる機会があるかもしれませんので、今回はこの辺で。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回PC本体と一緒に導入したディスプレイです。


ディスプレイがどうのと言われても、今回の事例のコア的な話とは全く無関係ですが…;
IPS方式の液晶パネルで、様々なステキ機能が搭載されて、信頼のEIZOディスプレイがこの価格。
ある意味それだけでも十分なネタではないかと(何

2011年11月14日月曜日

研究・開発PC 事例11

明後日からET(Embedded Technology)2011が開催されますね!

私も参加する予定です(出展はしておりません)。
ESECとはまたちょっと違った出展社になりますので、非常に楽しみです。
タイの洪水の影響によるHDDの供給不足に関しては、未だに復旧の見込みが立っていませんが、こういった展示会で今後の技術に胸躍らせて、明るい話題をご提供できればと思います!


まぁ、HDDの問題は問題で、現実的に解決していかなければいけないんですけどねw




【要望】

用途:画像処理(Video Studioを使用予定、手術の動画も管理する)

OS:Windows 7

CPU:Core i7

ビデオ:DVI x2

Office(Word / Excel / PowerPoint)


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel Z68 ATX LGA1155
CPUIntel Core i7 2600 3.40GHz(TB 3.8GHz)/8MB
4C/8T 95W
メモリ合計8GB DDR3-1333 PC3-10600 4GB x2
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオAMD Radeon HD 6770 1GB PCI-E
Dual Link DVI-I x1 / Single Link DVI-D x1 / HDMI x1 / Display Port x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 3.0 x2 / USB 2.0 x8 / e-SATA x1
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E Gen2.0(x4) x1 / PCI-E(x1) x2 / PCI x2
筐体ミドルタワー 600W 永久保証電源
外形寸法幅198x高さ420x奥行450(mm)
その他Microsoft Office 2010 Home & Business 64bit(OEM版)
備考Lucid Virtuインストール




ハードウェア構成的にはラベルの数の通り、これといって特筆することはありませんが、弊社初のZ68仕様ということでご紹介します。

現状ではまだP67も入手できますし、H67もまだまだ現役ですので、Z68を選択するからには、Z68ならではの理由があります。

先日ご紹介した、ハードウェアエンコードですね。
H67と違うのは、ビデオカードを搭載してもその機能を使えるという点です。
DVIが2本となると、H67のオンボードでは実現できませんし(HDMIをDVIに変換するという方法を抜きにして)、ビデオカードのミドルクラス以上が必要になります。
それでいて、動画のエンコード処理も速く行える仕様というのであれば、Z68しかありませんね。

…P67の代わりとしてZ68を用いることは今後あるだろうと思っていましたが、まさかZ68が持つ固有の機能のためにZ68を選択する機会が、弊社にあるとは思わなかったのは秘密ですw
どんだけ軽視してるのかと。

Z68のハードウェアエンコードに関しては、先日の検証内容のほうに詳細を書いていますので、こちらでは割愛します。


あとは、細かいことですが、ビデオカードのチップメーカー名が完全にAMDになった(カードのメーカーサイトの製品ページの記載)ことや、PS/2ポートが1つもないことに注意!ということなどありますが…。

参考までに、Office 2010はOEMでも32bit/64bitが同梱されています(1枚のDVDに収録されています)。
Windows 7は、OEM版だと32bit/64bitのパッケージが明確に分かれています。

ただ、Office 2010に関しては、ディスク挿入時に自動実行される/(root)のSetup.exeがどうにもOSの32bit/64bitを判別できていないのか、64bitのOSに32bitのOfficeをインストールしてしまうようなことがあります(インストールされたフォルダを確認すればわかります)。
確実なのは、ディスクを開いて、64bitのフォルダにあるSetup.exeを手動で実行するということですね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←滅多にインストールご紹介することもないので、これを機に。


OfficeのOEMは、シリーズごとにパッケージサイズが小さくなっていく良い例ですね。
Office97、2000、XP、2003、2007、2010と触ってきましたが、そのわかりやすさに軽く笑いがこみあげてきますw

2011年11月7日月曜日

小型PC 事例7

11月に突入しました。
イヤ本当は先週投稿するつもりだったのですが、なんやかんやありまして…。


どうでも良いですけど、「もう11月か…」「あと2か月で今年も終わりか…」「あっという間だったな…」って、「今年の風邪/花粉はひどいらしいよ! ヘ(゚∀゚ヘ)」ばりに毎年のように聞きますよね


さて置き、今年は自然災害の影響が非常に大きい年だったと思います。
自然災害自体は毎年どこかで起きていますし、国内でだってどこかしらで発生し、影響を及ぼしています。
その規模が非常に大きく、まさに国難であるといえるのではないかと思います。

また、ITや関連の業界では、現在タイの洪水による影響で、HDDの入手困難な状況が続いており、こちらも深刻な状態が続いています。
もちろん、HDDだけでなくタイに工場があるメーカーや、タイに「部材」の工場がある製品など、納期が見えなかったり価格が高騰してしまうのは避けられません。
この状況がいつまで続くのかはまだ不明なため、引き続き状況に注視していく必要があります。


…いや、そんな話をするつもりではなくてですね。

3.11 東日本大震災に伴い、タバコが一時的に消えました
しばらくは外国産タバコを吸っていたのですが、そのうち徐々にタバコの生産も復活してくるようになってきていたのです。
もちろん最初に復旧するのは主要銘柄で、私が愛煙しているマイセンライト(MILD SEVEN LIGHTS)もその中に含まれており、いち早く普段のタバコに戻ることができました。


慣れない外国産タバコからマイセンライトに戻ってしばらく経った頃、JTから包みが届いたのです。
その内容は、「震災により生産が追い付かず、喫煙者の方々にはご迷惑をおかけいたしました」という旨のメッセージと、普段吸っているマイセンライトがひと箱。
いやはや…ひと箱かよ。なんか、こみあげてくるものがありましたね。軽くホロリです。

外観です。最初は何かと思いましたw

開けてみると、メッセージが添えられていました。

この時すでにある程度供給は安定していたのですが、このアフターフォローは好印象ですね。

パッケージ全貌です。


そしてしばらく経った最近、またJTから小包が届いていました。

「もう完全に安定供給してるのに、何だろう?(・ω・)」と思いつつ、開けてみました。

外観です。

パッケージを開けてみたら、チラシとメッセージが。
要するに、「パッケージが新しくなったからサンプル送るね!」ってことらいいですw

まぁ、いただけるものはいただきますが…例によって1箱www

喫煙者が減っている昨今、JTも抱え込みが大変ですね「ユーザーに喜ばれるサービスとは何ぞや」と考えて行動しているのだと思います。
後者の「パッケージ刷新のサンプル」はまぁ置いといて、自分たちのできること、自分たちがなすべきことを実践している結果だと思います。
先の震災によって日本全体が大変な状況の中では、タバコのような贅沢品なんかより、先にやることがあるだろ!と言われそうですが、「今までの生活」に戻すための努力は、どれも同じくらい大変なのだと思います。
むしろ、贅沢品を気軽に入手できる状態に持っていけていることこそ、復興の証や兆しなのかもしれません。

復興に向けての取り組みはいまだ続いていますし、今後も自分のできることを一生懸命に頑張ります!




【要望】

用途:組込稼働中PCの置き換え

OS:Windows 2000

CPU:Celeron 667MHz 以上
メモリ:128MB以上
HDD:20GB以上

USB:2.0 1つ以上
シリアルポート:1つ以上

LAN:10/100 1つ以上

ケース:スリム型 できるだけ小さく 385(D)x310(H)x115(W)以内


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 2000 Professional
for Embedded Systems SP4 日本語
チップセットIntel i945GSE+ICH7 Mini-ITX PBGA437
CPUIntel Atom N270 1.60GHz/512KB
FSB533 1C/2T 2.5W onboard
メモリ合計1GB DDR2-800 PC2-6400 SO-DIMM 1GB x1
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x6 / シリアルポート x2 / PS/2 x2
内部I/Fmini PCI-E x1 / PCI x1
筐体Mini-ITX用ケース IN-WIN IW-BP655W/300 300W
外形寸法幅100x高さ265x奥行310(mm)
その他
備考




小型PCの事例は弊社もあまり多くなく、やっとまたブログで紹介できるネタができたぜ!勉強させていただく機会をいただきましてありがとうございますと喜んだのも束の間、ぶっちゃけハードウェア的にはこれと言って特別な仕様でもありませんね…。

強いて言えば、Atom(N270)搭載のMini-ITXマザーボードは珍しくないものの、i945系のチップセットもそこそこ息が長いので、本当に長期供給のベンダーさんでしか製造していません。
i945系は、Windows 2000やXP、Pentium 4やCore2 Duo等、OS的にもCPU的にも対応の幅が広く、チップセット的にも動作が安定しており、且つICH7はレガシーI/F(シリアルポート・パラレルポート・FDD等)の宝庫ですから、産業系にとっては非常に重宝するチップセットですね。

長期供給的にはi915系もありますが、これは動作が微妙なので…;

これが、IDEやISAといったレガシー内部バス、Windows NTやWindows 98等のレガソーOSが必要という話になってくると、i8xx以前のものが必要になってきますが、チップセットの製造が終了してしまったため、マザーボードベンダーさんも製造ができず、現状、流通在庫のみのご提供になります。

厳密に言えば、ISAやIDEだけでしたら、i945以降でも搭載しているマザーボードがありますが、追加チップやブリッジによるものですので、別途ドライバが必要だったり、カードによっては正常動作しないことがありますのでご注意ください。
特に、ISAは独自設計のものも多いと思いますので…;


ちなみに、マザーボードがサポートしているメモリの仕様は、「200-pin SODIMM up to 2GB DDR2 533 SDRAM , non-ECCSDRAM」となっておりますが、DDR2-667やDDR2-800メモリでも下位互換がありますので、動作は問題ありません。
マザーボード側で勝手に533にスピードが落とされて動作します。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回使用したケースです。


特別珍しいというわけでもありませんが、このサイズで5"の光学ドライブと3.5"のHDDが使えるというのはやりやすいですね。
HDDはまだ良いとしても、スリムの光学ドライブは微妙にとっつきにくいので…。

2011年10月27日木曜日

Windows 2000 事例7

軽くご無沙汰しておりました。

察してください。


10月もそろそろ終わりに近づき、気づけば明日は私の誕生日
自分で自分への誕生日プレゼントを2つも買ってあげてしまいましたが、多分誕生日でなくても買ってあげたことでしょう

ちなみに、私へのおめでとうコメントやプレゼントは、明日に限らず年中無休で受け付けておりますので、是非是非よろしくお願いします。


それにしても寒くなってきましたね。
今まで毛布一枚だったのですが、さすがに昨夜掛け布団を引っ張り出しました。
そろそろ布団も冬仕様に変更していかなければならない時期ですね。

日中との温度差が激しい今日この頃、周りも風邪を引き出す方が増えていますので、皆様もお体にはご自愛くださいますようお願いします。




【要望】

用途:設備の状況監視及び温度等の計測・記録

OS:Windows 2000

CPU、メモリ、HDDは一番下位

パラレルポート必須(アプリケーションのライセンスキーを接続)


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 2000 Professional
for Embedded Systems SP4 日本語
チップセットIntel Q35+ICH9DO M-ATX LGA775
CPUIntel Celeron 430 1.80GHz/512KB FSB800 35W
メモリ合計1GB DDR2-800 PC2-6400 1GB x1
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
サウンド内蔵サウンド機能
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x6 / シリアルポート x1 / パラレルポート x1 /
IEEE1394 x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E(x16) x1 / PCI-E(x1) x1 / PCI x2
筐体ミニタワー 420W 永久保証電源
外形寸法幅180x高さ352x奥行393(mm)
その他
備考パーティション C: 120GB D: 残り(NTFS)




「Windows 2000」の事例とするのか、「組込PC」の事例とするのか迷いますが;

ぶっちゃけハードウェア的に特筆することはありませんが、意外とこのチップセットにWindows 2000を入れた事例のご紹介がありませんでしたので、参考までにということで。

特筆するとすれば、パーティションですね。
以前、500GB HDDに対して、Windows 2000を1パーティションでセットアップする方法を記述しましたが、今回はちょっとご要望がことなります。

パーティションのご指定はC: 120GBですので、Big Driveに対応していないWindows 2000でも、インストール時に認識できる容量内です。
しかし、Windows 2000のインストール時にパーティションサイズを手動で設定しようとしても、数字は5ケタしか入力できません


どういうことか。


Windows 2000 インストール時のパーティション作成画面では、手動でパーティションサイズを指定することができます。
"MB"単位で、任意の数字を入力できます。
入力できる数字は5文字です

要するに、手動でパーティションを指定する場合、99,999MBまでしか指定できないということです。

当然ですが、500GBのHDDを搭載している場合、Windows 2000では、インストール時にHDDを137GB程度を認識しています。
その段階では6ケタ表示されています。
しかし、入力できるのは5ケタまでです。


どうするか。


先にパーティションを作っておけば良いということですね。
Windows XP等でパーティションだけ120GB分確保しておきます。
パーティションさえ先に作ってあれば、容量自体はWindows 2000上で認識できている範囲内ですので、問題ありません。
作ったパーティションにWindows 2000をインストールすれば、C: 120GBの完成です。

ちなみに、Windows XP上でパーティションを確保する際、フォーマットはしておかない方が確実です。
同じNTFSでも、Windows 2000とWindows XPとではバージョンが異なりますので、Windows 2000上でWindows XPのNTFSパーティションを使うのはあまりお勧めしません。
※下位互換はありますので、逆なら問題ありません。


ちなみに、Windows 2000で137GB以上のHDDを搭載した場合の弊社の標準パーティション設定は、「C: 80GB D: 残り」です。
ご要望があれば、変更可能です。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←Windows 2000のパーティション作成画面(手動入力)です。


6ケタ目のカーソルはあるのですが、入力はできません。

2011年10月11日火曜日

医療システム構成PC その12

先週のことですが、VirtualBox 4.1.4がリリースされましたね。

これの前の、4.1.2では苦労しました…。
4.1でWindows 7のAeroに対応したということで、4.1.2が発表された際、wktkしながらセットアップをしたのですが、以前から使っていたゲストOS(Windows XP)が正常に動かなくなってしまったのです;

症状が発生したのは、Guest Additionalを当ててリスタートした後でした。
解像度も画面の色も出ておらず、ドライバのインストールに失敗したのかな?と、セーフモードで再度Guest Additionalを当てたのですが、今度はようこそ画面でフリーズし、ゲストOS自体が落ちてしまうということに;;;
その後は何をしてもデスクトップ画面まで進まず、結局4.0.12を入れ直してGuest Additionalもそのバージョンに落として安定稼働、と。

4.1.4がリリースされた際も、4.1.2の悪夢がよみがえってしまい、中々手を出せずにいたのですが、先日アップデートの誘惑(?)に負け、インストールをしてみました。
が、今回は全く問題ありませんでした。
良かった…本当に…。・゚・(ノД`)・゚・。


昔から使用しているゲストOSの安定稼働と、新しい機能の試験と、両立させるのは大変ですね。




【要望】

とある医療カルテのインフラストラクチャに増設するためのPC


【弊社が提案したPCの構成】

OSCentOS 5.5 64bit 日本語
チップセットIntel i3420 ATX LGA1156
CPUIntel Xeon X3430 2.40GHz(TB 2.80GHz)/8MB
4C/4T 95W
メモリ合計16GB DDR3-1333 PC3-10600
ECC Registered 4GB x4
HDD500GB S-ATA 7200rpm 3.5" x1 (System) ニアラインストレージ
2TB S-ATA 7200rpm 3.5" x11 (Data) ニアラインストレージ
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオ内蔵ビデオ機能 D-Sub x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x2 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x8) x1 / PCI-E(x4) x1 / PCI x1
筐体2Uラックマウントシャーシ 800W リダンダント電源
外形寸法幅437x高さ89x奥行648(mm)
その他
備考




以前ご紹介した、この事例の一環で、ストレージサーバ事例の変更版ですね。
ベースは同じですが、導入後の動作や、お客様のご要望により、若干仕様が変更されました。

以前ご紹介した際には、HDD12台を、オンボード6本、追加SASカード6本で接続していました。
今回の事例では、スペックに記載こそないものの、オンボードにSASが2本あるマザーボードを使用しております。
つまり、オンボードのSATA 6本と、オンボードのSAS→SATA x4ファンアウトケーブル2本(合計8ポート)で、前回と同じだけのHDDを接続することができます。
異なるのは、SASコントローラの種類ですね。
前回使用したSASカードも、このマザーボードに搭載されているSASのコントローラも、どちらもLSI製ですが、検証しましたところ、CentOSが標準で持っているLSI SASドライバだと、後者のオンボードSASの方が動作が安定するようです。
もちろん、前回使用した追加のSASカードがCentOSで動作しないわけではありませんし、不審な動きをするわけでもありません。
オンボードの方がコストが下がるという点と、もう一つのお客様のご要望である、IPMIのポートを搭載している点から、マザーボードを変更したという経緯があります。

IPMIに関しては、PCの電源ON/OFFから動作状況(温度・ファン回転等)を、OS関係なしにモニターできるため、リモートと組み合わせてハードウェア管理が非常に楽になります。
vProのiAMTでも似たようなことができますが、こちらは現在絶賛検証中ですw
こちらの検証報告は、機会があればということで。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←今回使用したマザーボードです。


オンボードSAS付きでIPMIポート搭載となると、当然それらがないマザーボードよりも価格は高くなりますが、実はSASカード1枚を別途用意するよりは安いという…。

2011年10月6日木曜日

組込PC 事例14

Apple共同創始者で前CEOのスティーブ・ジョブズ氏がご逝去されたとのこと、謹んで哀悼の意を表します。


個人的な好みはさて置き、Appleの功績というよりジョブズ氏の功績は多岐に渡っており、IT業界に限らず、一人の偉大な人物を失ったということは非常に大きいと思います。
最近では「PC」そのものの在り方も変化しつつあり、ある意味では「これから」の時代に必要な人物だったかもしれない、とも思います。

歴史的な方々が去っていくのは止められませんが、遺志は足跡として確実に世の中に残されていきます。
陳腐な言い回しですが、そこから何を学び、何を生んでいくかが残された私たちの課題であり、故人のためにできることかもしれません。





【要望】

用途:船上でのデータ処理

OS:Windows 7 パッケージ版(64bitインストール)

CPU:できるだけ最高性能
メモリ:8GB

SSD:120GB(OS)
HDD:1TB

グラフィック:3D(OpenGL対応)を使用、VRAMは500MB程度

LAN:2ポート

ケース:納期が短い3U or 4U
※19インチラック(EIA)にマウント可能なこと
※横置き可能なこと
※通気性が良い
※フロントにUSB端子がある
※ATXマザーボード搭載可能
※振動でガタがでないもの
※(できれば)フロントのカバー(観音開き)


DVDライティングソフト
Microsoft Office Personal
ウイルス対策ソフト(Microsoft Essentials

上記の具体的な性能とは別に、下記機能が要求される

  • 安定動作性(数ヶ月連続動作する)
  • 耐熱性(空気循環の悪い場所(棚の中)で使用。部屋自体は常時22℃。PC自体が高温にならないよう、PC内の空気を循環できれば良い)
  • 耐振性(船体の動揺によってHDDがクラッシュしないようにしてほしい。防振マウントキット等での対応も検討)


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit SP1 日本語 製品版
チップセットIntel C204 ATX LGA1155
CPUIntel Xeon E3-1280 3.50GHz(TB 3.90GHz)/8MB
4C/8T 95W
メモリ合計8GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Unbuffered 4GB x2
SSD120GB S-ATA MLC 2.5"
Intel 320 Series SSDSA2CW120G310
HDD1TB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia Quadro 600 1GB PCI-E DVI-I x1 / DisplayPort x1
ネットワーク10/100/1000Base-T x2
外部I/FUSB 2.0 x2 / シリアルポート x1 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x1 / PCI-E(x4) x2 / PCI x3
筐体4Uラックマウントシャーシ 420W 永久保証電源
外形寸法幅483x高さ177x奥行510(mm)
その他DVD書込ソフト Nero(OEM版)付属
Microsoft Office 2010 Personal
Microsoft Essentialsインストール
追加ケースファン 12cm x1
サイズ SCY-HDS2 ハードディスクスタビライザー2
CTS CSGHAK006 フロントUSB増設アダプタ
備考




「組込PC」として今まで13も事例をご紹介させていただいておりますが、弊社では、今回の事例も含め、船上でご使用いただく組込PCも何台か導入させていただいております。


殊更特別というほどでもありませんが、今回、OSはパッケージ版(製品版)となっており、弊社が通常プリインストール版として使用しているDSP版とはライセンス形態が若干異なります。
違いに関しては、Google先生に頼ればいくらでも情報が出てきますが、こちらのサイトがわかりやすいのではないかと思います。
また、Windows 7の製品版は32bitと64bitのインストールメディアが同梱されており、どちらでも使いたい方を使えます。
※ライセンス(プロダクトキー)自体は1つですので、両方を同時には使えません。

通常、製品版はエンドユーザー様がOSのインストール作業を行うものですが、今回は代行サービスとしてOSのインストールをやらせていただいております。
ただし、あくまで「お客様の代行」をさせていただいているだけですので、OSのサポートは弊社ではなく、Microsoftが行います
OSに関するお問い合わせに関して、弊社ではご対応できない可能性もありますので、ご注意ください。


また、Microsoft Essentialsは無料のウイルス対策ソフトですね。
Microsoftが2~3年前に発表してからというもの、「意外と悪くない」「所詮は無料程度」「avast!にも劣る」「やっぱり他のウイルス対策ソフトと同居はしない方が良い」等々、いろんな評価がありましたが、なんだかんだで、(単品としてでしたら)ウイルス対策ソフトとしての最低限の仕事をしてくれていると思います。
こちらに関しても、インストールサービスという形で対応させていただいておりますが、弊社のサポート対象外となっておりますので、ご注意ください。
無償ソフトということもありますので、基本的にはお客様の自己責任となります。
この辺は、オープンソースのLinuxやVirtualBoxと考え方は同じですね。


ハードウェアに関しては、特筆することが多くはないのですが、今回初めて使用したのが、サイズ SCY-HDS2 ハードディスクスタビライザー2ですね。
耐振性が重要ということで、HDDに関してはこの製品を使用して5"ベイに取り付けています。
静音加工のパーツとしてこのテの防振グッズは使用していますが、ハードディスクスタビライザーに関しては、「コレ!」というものがありませんでしたので、今回もチャレンジ的な意味合いが半分くらい含まれています。

また、通常でしたら、PCは人がいる室内に置くため、「PCは静かな方が良い」とよくご要望をいただくのですが、今回は場所が場所なだけに、音よりも安定性を考慮し、FANコントロール(速度調整)をOFFにし、常時フル回転の設定で出荷しております。
耐熱(空気循環)性の対策ですね。


気になる方は、是非是非コチラへ。


←サイズ SCY-HDS2 ハードディスクスタビライザー2です。


使ってみた感じ、「意外と固いかも…」という感じでした。
想像していたよりもワサワサ(?)しないというか…。
今回は静音パーツとしてではなかったため、静音性は気にしていませんでしたが、耐振性もいかほどか…。

2011年10月4日火曜日

Sandy Bridge検証 9

Z68検証、まだ続きますー。


Z68独自の機能その2、ハードウェアエンコードについてですね。
ハードウェアエンコード自体はH67が持ってる機能なんですが、H67の場合、ビデオカードが搭載されていると使えませんでした。
オンボードのグラフィックを使用して、Intelのドライバがインストールされている状態でないと使用できなかったため、ビデオカードが搭載されていると使えないということですね。

ところが、Z68ではビデオカードを搭載した状態でも、このハードウェアエンコード機能が使えるようになっています。
というか、オンボードにグラフィックポートが搭載されていない例も珍しくありませんw
ビデオカードを搭載せざるを得ないというw
むしろ、弊社としては逆にオンボードグラフィックポートが搭載されていない事実の方が要注意です;
「Z68=全部入り=ハードウェアエンコードができる=オンボードグラフィックポートがある」という風に思い込んでしまう可能性がありますので;

さて置き、今回検証で使用したASUS P8Z68 DELUXEにもオンボードグラフィックポートがありません。
ビデオカードを搭載した状態でどうやってハードウェアエンコード機能を使うのか、ご紹介しましょう。

※下記検証内容及び検証結果は、同種・類似チップセットの全てのマザーボードやPCパーツで共通するとは限りません。
また、検証内容や結果に対してのお問い合わせ・サポートは受け付けておりません。
悪しからずご了承いただくのと同時に、参考程度にご覧くださいますと幸いです。


【検証に使用したパーツ】
OS:Windows 7 Professional SP1 32bit
マザーボード:ASUS P8Z68 DELUXE Z68 ATX
CPU:Core i7 i7-2600K 3.40GHz/8MB 4C/8T LGA1155
メモリ:合計2GB DDR3-1333 PC3-10600 1GB x2
HDD:Seagate ST3500413AS 500GB 7200rpm 16MB S-ATA 6Gb/s
SSD:Intel SSDSA2CW120G310 120GB MLC S-ATA 3Gb/s
VGA:ASUS EN210 SILENT/DI/512MD2(LP) GeForce 210 512MB PCI-E
元動画:8分程度のHD品質
エンコードソフト:CyberLink MediaEspresso 6.5(体験版)


まずはセットアップからですね。

OSインストール後、各種ドライバをセットアップします。
InstAllでも加えられますが、Intel Graphics Accelerator Driverをインストールします。
※メニューの中にIntel Graphics Accelerator Driverがない場合は、OS側でデバイスが認識されてないということですので、BIOSでiGPU(Integrated GPU)が有効になっているか、確認してみてください。

Intel Graphics Accelerator Driverをインストールする前(ビデオカードのドライバはインストール済み)のデバイスマネージャ画面です。
オンボードにはグラフィックポートがありませんが、コントローラ自体はCPUにあり、チップセットがそれを認識しているため、ほかのデバイスとして表示されてるということですね。
Intel Graphics Accelerator Driverをインストールした後のデバイスマネージャ画面です。
ビデオカードとCPU内蔵のグラフィックコントローラを両方認識してますねー。
マザーボード付属のドライバCD内にある、Lucid Virtuをインストールします。
これは、CPU内蔵グラフィックとビデオカードの切り替えができるソフトですが、H67等でも使用できるらしいようです(未検証)。
Intel HD GraphicsはOFFで、ハードウェアエンコードもOFF、つまりCPUのみの処理の場合は、3~4分くらいでした。
ある意味、これが基準でしょうか。
Intel HD GraphicsはOFFで、ハードウェアエンコードはONの場合、8~9分くらいかかりますね;
どうやらnVidiaのビデオカードのせいで、勝手にCUDAが動いてしまうようです。
GeForce 210なんて、当然CUDAに対応している世代ではありませんので、むしろCPU単体より遅くなりますw
Intel HD GraphicsがONでハードウェアエンコードがOFFの場合…って、それIntel HD GraphicsがOFFの時と変わらないんじゃ…と思いましたが、若干速くなって、2~3分というところでした。
ハテ…。

Intel HD GraphicsがONでハードウェアエンコードもONの場合、1~2分でした。
やっぱ効果出てますねー。

ハードウェアエンコードがONになると、処理中にCUDAやIntelのロゴが出ます。
また、VirtuがONになっていると、エンコードソフト左上にVirtuロゴが表示されますが、Virtuで隠したり場所を変えれたりします。


さて、そんな感じでZ68の機能を見てきましたが、恐らく今後P67に代わって主流になっていくのではないかと思います。
ぶっちゃけどちらも弊社でウリとするような機能ではないのですが、 すでにお使いの方、これから導入を検討されている方の参考になれば幸いです。

2011年9月26日月曜日

Sandy Bridge検証 8

前回の続きです!

※下記検証内容及び検証結果は、同種・類似チップセットの全てのマザーボードやPCパーツで共通するとは限りません。
また、検証内容や結果に対してのお問い合わせ・サポートは受け付けておりません。
悪しからずご了承いただくのと同時に、参考程度にご覧くださいますと幸いです。


【検証に使用したパーツ】
OS:Windows 7 Professional SP1 32bit
マザーボード:ASUS P8Z68 DELUXE Z68 ATX
CPU:Core i7 i7-2600K 3.40GHz/8MB 4C/8T LGA1155
メモリ:合計2GB DDR3-1333 PC3-10600 1GB x2
HDD:Seagate ST3500413AS 500GB 7200rpm 16MB S-ATA 6Gb/s
SSD:Intel SSDSA2CW120G310 120GB MLC S-ATA 3Gb/s
VGA:ASUS EN210 SILENT/DI/512MD2(LP) GeForce 210 512MB PCI-E


前回はセットアップについてご紹介しましたので、今度はその結果を見ていきましょう。

速度は、①「セットアップ直後」②「1回目の直後」③「リスタート後」の3回確認しています。
画像は全て①です。
②は大抵①よりも遅くなっており、③が①とほぼ同等(もしくはそれ以上)でしたので、①が安定している数字と考えました。

まずはHDD単体ですね。
こんなモンといえばこんなモンですが、昔に比べれば速くなったモンですよ…。

…イヤ、まぁ、しみじみと言ったところで、今回の検証とは関係ないですけどwww
これはSSD単体です。
SATA 6Gb/sポートに接続していますが、SSD自体がSSD 3Gb/sですので、ほぼ頭打ちの数字ですね。
拡張モード(ライトスルー)の場合です。
読込はSSD並、書込はHDDくらい、という感じですね。

ただ、3回ともシーケンシャルはSSD単体ほどの数字は出ませんでした。
いって240くらいですかねぇ…。
最速モード(ライトバック)の場合です。
シーケンシャルライトはHDD並ですが、SSDは速度に波がありますので、SSD並み…と言って良いのか、HDD単体とSSD単体の中間くらいの数字も出ています。
誤差の範囲内…ですかねぇ。
SSDをキャッシュ化している状態での、SSDの残り領域の速度です。
理論的にはSSD単体と同じくらいの数字が出るはずですが、シーケンシャルが若干遅いような…まぁ、でも、他の数字も鑑みるに、これも誤差の範囲内ですかね。
平均的に260前後は出ていましたしね。



先ほども書きましたが、SSDは数字の波が大きい(SSDはアクセスが多くなるとパフォーマンスが落ちる)ため、一部わかりにくい数字になってしまっています。
ぶっちゃけ、シーケンシャルライトに関してはHDDとSSDがそんなに大きく変わりませんので、最速モードの数字は、特に微妙でしたね。
でも、概ねそれっぽい数字にはなったと思います。


というわけで、そろそろまとめでしょうか。

【セットアップ時の注意】
  • OSは新規インストールをお勧め
  • OSインストール時はSSDを接続しないことをお勧め

【結果】
  • 拡張モード、最速モード共に読込はSSD並になる(シーケンシャルはSSD単体よりも若干遅い)
  • 最速モードにすれば書込もSSD並になる

…という、無難な。


キャッシュに利用できるSSDの容量は最大で64GBですので、64GB以上の領域はそのまま使えるにしても、SSDの価格を考えると、このキャッシュ化のために64GB以上のSSDを用意する意味はあまりない気がするんですよね。
そうなると、重要なのは「価格」になると思います。

それを想定してか、GIGABYTEからは、SSD付のZ68マザーボード"GA-Z68XP-UD3-iSSD"が発売されています。
容量は20GBなので、完全にIntel® Smart Response Technology用ですね。
Windows 7ですと、OSをインストールするには容量が少なすぎですし、キャッシュ化のアクセスの多さを考慮してSLC NANDを採用していますので。
でも、スペックを考えると、読込こそHDDよりも速いですが、「それだけ」の製品ですね。
書込は最近のHDD以下ですし、読込も最近のSSDにしてはそんなに速くないですし…。

ちなみにこのSSD、単体でも発売されております
しかし、この「ちょっとだけ読込が速くなる」だけのためにこの価格はないかなぁ…。
それだったら、そこそこの容量のSSDを単体で購入して、そこにシステムを入れた方が賢いような気もします。


なんという全否定なという結論になってしまいましたが、HDDのような大容量に対して速度を上げたい場合は、 効果的だと思います。
まぁ、SSDをキャッシュ化する発想自体は別段新しいものでもなく、ハイブリッドHDDハイブリッドHDDを作るためのカードなども以前から出ております。
…まぁ、どちらも「素直にSSDを単体で使った方が賢い」という結論になる気がしますが;


という感じで、Z68のSSDキャッシュ化については以上です。
次回は、Z68のハードウェアエンコードについてです!

2011年9月20日火曜日

ANSYS用PC 事例3

「なし」がない!(#`Д´)ノ

ここで言う「なし」は、果物の「梨」に非ず、先日お話しした清涼飲料水の「なし」のことです。

というのものですね、先日記事を書いてから、連日行きつけのコンビニで出社前に「なし」を購入していたのですが、たったの数日で入荷がストップしてしまっていたのです。
数日間は、「イヤ…明日はあるかもしれない。」と次の日へ期待していたのですが、もう入荷がストップしてから1ヶ月経っちゃいますよ。

別のコンビニやスーパーも探し回ったのですが、これがまた中々見つからない。
別に、梨の清涼飲料水なら、メーカーは問いません。
なのに見つからない。


ここ数週間は軽く発狂しかけることがしばしばありましたが、先日、ちょっと離れたコンビニで、ついに別製品を発見しました!

メイトー 梨 500ml

速攻で2本カゴに入れました。


イヤ待て伊藤、冷静になれ。冷静になるんだ。

2本で足りるのか…?

否!答えは否!


何本買えば安心できるんだろう…と視線を移した、ソコには!

メイトー 梨 1000ml

ステキ!ステキすぎる!(*´Д`)

こいつも1本いったるわぁぁああ!



レジの人「ストロー何本ご必要ですかー?」

伊藤「あ、普通の2本と長いの1本お願いします…(´・ω・)」


なんか恥ずかしかったですw




【要望】

用途:ANSYS(要素数無制限)

データ保存用のストレージ

Office Professional

雷サージ機能がついたUPS
液晶ディスプレイ

保証期間:5年

伝熱解析や構造解析など要素数の多い計算で出来るだけ高速に動く仕様を希望
研究室に置くため、静音性、発熱にも多少配慮してほしい


【弊社が提案したPCの構成】

OSMicrosoft Windows 7 Professional 64bit 日本語
チップセットIntel i5520+ICH10R E-ATX LGA1366
CPUIntel Xeon X5650 2.66GHz(TB 3.06GHz)/12MB
QPI=6.4GT/s 6C/12T 130W x2(計12C/24T)
メモリ合計96GB DDR3-1333 PC3-10600 ECC Registered 8GB x12
SSDCrucial RealSSD C400(M4)
256GB S-ATA 6Gb/s MLC 2.5" CT256M4SSD2
HDD2TB S-ATA 7200rpm 3.5"
光学ドライブDVDスーパーマルチドライブ
ビデオnVidia Quadro FX 580 512MB PCI-E
DVI-I x1 / DisplayPort x2
ネットワーク10/100/1000Base-T x1
外部I/FUSB 2.0 x6 / シリアルポート x2 / PS/2 x2
内部I/FPCI-E Gen2.0(x16) x2 / PCI-E(x4) x1 / PCI x3
筐体ミドルタワー/4Uラックマウントシャーシ 865W
外形寸法幅178x高さ452x奥行648(mm)
その他Microsoft Office 2010 Professional アカデミック 製品版
オムロン BN75SG5 UPS 750VA 延長保証5年付
三菱電機 RDT233WX(BK) 23"ワイド液晶 IPS方式
備考5年保証




この事例(恐らく、正確にはこちらのページ)を見てお問い合わせくださり、ご予算に応じていろいろと仕様を修正して納入した事例です。

以前もご紹介した通り、ANSYSは、CPUパワーよりも、メモリ容量が多ければ多いほど高い効果を得られるということで、スワップした際に発生する速度低下を抑えるため、SSDを採用しました。
今回のご予算では、メモリを多く搭載できる余裕がありましたので、SSDは保険の一つですね…。
とは言いつつも、要素数無制限のエディションをお使いになるということでしたので、本当に、メモリは「あるに越したことがない」ほど必要になってくるかもしれませんが…。

ただ、メモリも「マザーボード(チップセット)がサポートする最大容量」を搭載すれば良いというものではありません。
例えば、このマザーボードでは、メモリを最大192GB搭載することができます。
スロット数は12本なので、1枚辺り16GBモジュールのメモリが必要になりますが、現状、16GBのECC Registeredメモリは、4Rankの製品しかありません。
4Rankのみ(もしくはMixing Rank=複数のランク)の構成ですと、メモリ自体がDDR3-1333でも、チップセット側の仕様で、速度が1066/800MHzに落ちてしまいます
というわけで、2Rankのみで構成するのがベストということになり、その最大容量でご提案いたしました。
ANSYSでは、メモリのバンド幅を広く持つのが有効ですので、バンド幅と容量、両方取りがこういう構成、ということですね。

ちなみに、今更ではありますが、12枚で1333MHzを保てるのは、CPUが56xxの場合です。
CPUが55xxの場合、12枚構成では1066MHzに落ちますのでご注意を;
ややこしいですよねぇ;

また、CPUパワーよりもメモリの方が…というお話は前述の通りですが、かと言って、CPUをないがしろにする意味はありません。
CPUに関しては、ANSYSの場合クロックよりもコア数が重要になり、コア数が多ければ多いほど早くなります。
ただし、それを使える分だけのライセンスが必要になります。
今回の仕様では、メモリのバンド幅を持つために「DP Xeon」「6コアCPU(56xx)」「QPIが6.4GT/s」という条件を満たす範囲の中で「クロックは低いもの」を選択しております。
条件をクリアし、価格を抑えるポイントですね。
また「静音性・発熱」への布石でもあります。
こう、1つのパーツを選ぶにも、複数の要因が絡むわけですね。


また、忘れてはいけないのがOSの種類、エディションの仕様です。
Windows 7 Professional 64bitは、物理CPU2個まで、メモリは192GBまでです。
Server OSはエディションごとでかなり差異がありますので、ご注意ください。
64bitというだけで、CPU数やメモリの搭載容量を「4GB以上(無制限)」という風に考えがちなので;
最近は、ソフト側がサポートする最大を比較的安価に提供できるようになってしまっていることもあり、忘れがちなのでご注意を…。

って、私だけですかそうですか。

参考:
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1140maxmem/maxmem.html
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/r2/prodinfo/compare.mspx


詳しくは割愛しますが、静音性・熱対策のため、CPUファンの変更やファンコントロール等も行っております。


付属品については今まであまり触れることはありませんでしたが、UPSに関してはオムロンが管理ソフトを付属しておりましたので、そちらにしました。
ただ、震災後にUPSが飛ぶように売れたため、一部の機種では若干在庫を切らしているようです。
APCは管理ソフトが別売なんですよねー…。

ディスプレイは、ご予算に合わせてIPS方式のディスプレイを選択しています。
と言っても、この製品はIPS方式の中でもとびきり安い製品だと思います。
それでも、腐ってもIPS。
TNやVAよりもパフォーマンスに優れていると思います。

参考までに、TNとVAとIPSの違いについて。
第4回 TN?VA?IPS?──液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう(EIZO)


気になる方は、是非是非コチラへ。


←オムロン BN75Sです。


末尾に"G5"が付くのが無償保証延長サービスパック付ですね。
詳しくはコチラをご確認ください。
無償保証延長サービスパックとは?(OMRON)
←三菱電機 RDT233WX(BK)です。


価格.com等でお調べいただければ、これがIPS方式の中で、どれだけ安い部類に入るのかがよくわかると思います。
コストパフォーマンスに優れた逸品です!